docomo T-01A (TOSHIBA)

 0から1へ。約2年ぶりに新規購入したものはまた東芝。

 

 docomo端末T-01Aをそれなりにいじった経過を自分用のメモとしてまとめています。触っていると数年前のアナログ回線+K6-2 500MHzを思い出す感触がします。

方針

 空きメモリはあるほどいい。不要なサービスは止める。多少の機能削減はかまわない。安定性は重要視する。多少は痛くてもかまわない(謎)。電話は基本使わない。

目標

時計はtinyClock メーターはpowerlevel
 ソフトリセット後の状態。空きメモリ93MB。90MB超えを目標に。

手順

 マスターリセットから始めるのが良いと思います。ドコモショップで初期設定は勝手にされているとは思いますが対応するスタッフ次第でタップ位置のズレが発生します。マスターリセットは 設定→システム にあります。約10分ぐらいで終わります。

 初期設定(タップ・時計)→セキュリティ(更新・検査をOFF)→mopera U 端末設定(Bizホーダイ)→Today(StripMenuをOFF)→音・通知(必要に応じて、自分は全部OFF)→エラー報告(OFF)→LED(OFF)→省電力設定(バックライト・スリープ時間)やセキュリティ警告、カメラ消音はまとめて下記ツールで

KaiserTweak for T-01A

 有名ツールのKaiserTweakのXMLデータをT-01A用にカスタマイズ。

日本語表示できればなぁ・・・。

○できること

・ネットワーク接続の自動切断時間の変更
・セキュリティ警告(信頼されていない〜)の抑制
・CPUクロック、CPU割り振りの変更(β未確認)
・省電力設定の変更(省電力設定と等価)
・不要なサービスの手動起動化(削除ではない)
・カメラシャッター音の変更
・ファイルシステム・フォントキャッシュの変更
・MobileIEの同時接続数の変更

○きになること

・英語表記→内部はUnicodeなんですが
・設定少ない→関係なさそうな項目(HTC等)は削除

○だうんろーど

KaiserTweak for T-01A r010 (ZIP-457KB)

 このツールで不要なサービス(WindowsLive,3DAnimation,McAfeeScan,LEDService,SlideBar,Registryなど)を手動にしてフォントキャッシュも多くて1MBぐらい、ファイルシステムキャッシュは128KBでも体感早くなります。ここまで設定が終わったらソフトリセットをかけておきましょう。無事起動することを祈って(笑)。

利便性向上

 設定だけではどうしようもないWindowsMobileのダメなところはスタートメニュー。最初は左上のメニューすら気づかなかったものですが、何にしろ再起動やデバイスロックのメニューすらないのは使いづらいものです。ということでここでは代替メニューとしてQuickMenuをオススメします。ファイラーにGSFinderは基本ですね。これを書いている時点で本家サイトが接続できないので代替サイト(FreewarePPC.com)を。

QuickMenu

t01a_03.png

 設定含めてユーザインタフェースが日本語化されている(※)ので特別悩むことも少ないでしょう。メニューの階層化にも対応していてWkTaskなどに搭載されている機能もいくつかあって便利です。

 デバイス起動時にQuickMenuを起動
 標準のスタートメニューと取り替える
 Taskバー右の[X]ボタンの動作→短押し・・・閉じる
 表示サブアイテム→画面のみ

 メニュー背景はToday背景とは別に指定ができるので色々と遊べます。文字が枠取りされていないので色によっては見えづらいこともあるのでそこは注意が必要です。ソフトリセット、画面→デバイスのロックは非常に便利です。

 ※有志作成の別途muiファイルが必要です。

ソフトとか

 iPhoneなどとは違いあくまでT-01AはWindowsMobile機器なので後はお好きな用途に応じてソフトウェアを入れていけば良い、、、のですが案外WindowsMobile用(PocketPC用)を探してみると探すのに苦労すると思います。検索してもレビューなどまとめてあるところから探っていくほうが早いです。ということでインストールしておくと便利かなと思うソフトを自分用にメモ。

・AEBPlus(AE Button Plus)
一応シェアウェア。ボタンの割り振りを追加できるのが特徴。といってもカメラボタン短押しぐらいしか自分には用のない設定ソフトウェア。

・Mobile Google Map
GPS利用で現在地もわかるし検索で目的地もわかる。遠方行ったときはかなり重宝。快適に動作するかでベンチマークという見方も。

・jot
Wordでいいじゃんと言われても実は文字コードで悩むこともあるので汎用テキストエディタは便利。というか無線使用中にBT使えないってのが一番問題。

・FdcSoft Task Manager
高性能なタスクマネージャー。サービスの起動やプロセスの残りをみたりレジストリ編集など。もっともレジストリ編集はTRE(TascalRegEdit)を使用していますが。

・ScaryBear PowerLevel III
Todayにバッテリーとメモリが表示できればなーと思っていたのですが有名なDevStateだと何かをクリックするごとに別画面設定がでてくるのが気になっていて、このページ一番上のTodayに使用中。

メモ

フォルダ

 \Windows\スタートメニュー\プログラム
 ↑不要なショートカットは削除
 \Windows
 ↑綺麗なフォントをコピーしておく

壁紙設定

t01a_04.png

 壁紙は 画像とビデオ から設定したい画像を選択して透明度0%で設定する。画像サイズは 480x696 で。→参照。別に480x800でも下端が切れるだけで画像によっては問題ない。前述のQuickMenuの背景として利用する時は末端52ビットも表示されることに注意。WindowsMobileのバージョンによっては表示されない上端から配置が始まるらしい。

概要

 クアルコム製CPU(ARM系)で1GHz駆動を達成したSnapDragonを搭載した動作の軽快な注目のスマートフォンであるT-01Aが見いだす未来は?

 TouchDiamondは超えられそうでもiPhone・iPadと比べてしまうと・・・。自由そうで自由でないWindows Mobileの行方は如何に。